金利はいずれ上昇に転じる

今は低金利時代なので、確かに、マンションを買っても、そのうち金利はいずれ上昇に転じる。その時には、家賃とあまり変わらなかった元利合計の返済が、にわかに家賃よりもはるかに高くなることもある。「変動でも5年間は上がりないし、その後でも25%以上は上がりないから大丈夫です」と言うのだが、25%といえば4分の1だ。これだけ上がれば、持ち出しの負担が重くなることは明らかであり、それなら最初から固定金利でも、高いのはわかっているが、借りている期間は上がらないということから、先の計算ができるし、金利の安い時に「支払いが楽だから」ということで、うっかり有利でもない物件に手を出さないためにも、多少金利が高くても固定での資産運用を始めるほうが安全というものだ。ノンバンクならば、固定金利で借りるのが良いす。「なぜ、変動なら安いのに、わざわざ固定で借りるのか」という声もあるだろうが、それは金融機関自体が、固定よりも変動で貸したがることから明らかなことなのだ。なぜならば、今は金利が低い、今後もそんなに上がらないだろうということがあるが、経済は突然変化が起こる。今日のように、景気対策で金利を安くし、赤字国債を垂れ流しに出していれば、いつかはそのツケがやってくるのだ。それが来ないとは、誰も断言はできないのだ。それがインフレであり、お金を変動で借りている人には、恐ろしい時代なのだ。もちろん、インフレで家賃も上がれば良いのだが、そんなに簡単に家賃は上がらないのだ。そのことを考えてみると、一見有利に見える低い変動型の金利は、やがて急上昇した時に、私たちが押しつぶされかねないということもあるわけで、十分に注意をしたほうが良いのではないかと考えるのだ。